内分泌・糖尿病センター

  • センター長挨拶
  • 療養指導内容(糖尿病看護外来・診察前問診・フットケア外来・糖尿病透析予防指導外来・糖尿病栄養外来・糖尿病おくすり外来)

センター長挨拶

当院の糖尿病外来は昭和61年に開設され33年にわたり当地域の糖尿病診療を担って参りました。当院は柏崎、刈羽地域(診療圏約9万人)の唯一の基幹総合病院であり、この地域の救急車の大半を受け入れ、地域完結型の医療を担っています。その中で糖尿病診療においても患者さんの血糖管理のみならず、地域、各分野の先生方の尽力のもとでその結果としてのこの地域における脳血管疾患、心臓病、腎不全等の合併症の発生、進行予防の一端を担って参りました。これら長年の努力、実践の積み重ねの結果の一つがこの地域の低い透析導入率に反映されています。

治療においては入院症例においては朝食食事負荷試験を用いた内因性インスリン分泌能評価をもとに適切な薬剤、治療法を選択することを心がけています。また栄養指導に力を入れ、チーム医療を実践し、薬に頼りすぎない治療をめざしています。
今回、その機能を継続・発展して担うために糖尿病センターをより充実させることになりました。療養指導(生活習慣病サポートセンター)をより充実させ これまで通りこの地域の糖尿病管理、その結果として合併症予防に力を注ぎ、健康寿命の維持に努めて参りたいと思っています。また情報発信もできれば思います。あわせて是非若い先生方、コメディカルの方にも参加して頂けることを願っています。

内分泌・糖尿病センター長
片桐 尚

療養指導内容

○糖尿病看護外来 

概要
在宅療養方法の確認や注射製剤の手技指導などを通し、一緒に療養生活の改善点を見つけていきます。また、ご家族における糖尿病療養生活の相談、生活指導のご相談にも乗ります。糖尿病と上手く付き合いながら日常生活を送ることができるように支援します。

対象
当科通院中の方 主治医または内科外来看護師にご相談ください。

日時
連日 9:30~16:30 1回30分程度

場所・担当
1階 内科外来 糖尿病センター 外来看護師

○診察前問診 

概要
診察前にヒアリング形式の問診を行うことを通して、療養方法の確認やインスリン・内服状況の確認などを行います。

対象
当科通院中の方 主治医または内科外来看護師にご相談ください。

日時
連日 9:30~16:30 1回30分程度

場所・担当
1階 内科外来 糖尿病センター 外来看護師

○フットケア外来

概要
糖尿病性足病変の早期発見・治療を行うことで、足潰瘍や足壊疽予防のための原因や対策について、フットケアを通して一緒に考えていきます。爪切りや足の神経障害のチェックを実施し、予防方法の指導を実施します。

対象
当院通院中の方で予約制となります。
主治医または内科外来看護師にご相談ください。

日時
毎月 第2水曜日、第4火曜日 8:45~12:30 1回30~45分程度

場所・担当
1階 糖尿病センター 看護師

〇糖尿病透析予防指導外来

概要
糖尿病性腎症の進行予防のため、看護師・栄養士・医師の診察を通して、血圧コントロールと血糖並びに体重のコントロール・蛋白制限についての指導を通して日常生活に役立てていただきます。

対象
当科通院中の方で予約制となります。
主治医または内科外来看護師にご相談ください。

日時
毎週月曜日・水曜日 9:00~11:30 1回30分程度

場所・担当
1階 内科外来 糖尿病センター 外来看護師

〇糖尿病栄養外来

概要
管理栄養士による栄養食事指導・相談を継続的に行います。糖尿病の食事の摂り方を知ることから、モチベーションの維持や行動変容など食事の自己管理のためのサポートを行っています。定期的に普段の食事を見直す機会にご活用ください。

方法
診療日に合わせて、診察前に20~30分程度の時間で実施

場所・担当
1階 糖尿病センター 管理栄養士

〇糖尿病おくすり外来

概要
糖尿病教育入院の退院後、自宅での生活に合わせたお薬の使用(飲み方・注射方法・服用時間など)が出来ているのか確認を行います。また、低血糖などの副作用、お薬に関して不明な点の有無の確認を、家族の方を含めてお話を聞かせていただいています。外来通院中の方にも、安心してお薬をしようしていただけるよう指導を行っています。

方法
診療日に合わせて、診察前に20~30分程度の時間で実施

場所・担当
1階 糖尿病センター 薬剤師

糖尿病教室

  糖尿病教室は、病気・治療のことや日常生活上の注意することなど医師や各スタッフの話を通し、学びを深めていただき、病気の進行予防につなげていただくものです

開催日時
偶数月 第1金曜日 9:00~11:30(受付8:45~)

内容
1・糖尿病とは、合併症・検査について
2・食事、運動、くすりの話と低血糖について
3・生活上の注意点~フットケアや災害時の対応について

糖尿病教室について こちらもご覧ください

入院治療

糖尿病教育入院ってなに?

糖尿病は食事と運動に注意して、必要時におくすりを使用し、血糖をコントロールすれば健康な人と変わらない生活を送ることができます。「教育入院って?」「悪いから入院なんでしょ?」という方もいらっしゃいます。そうではなくて・・・

糖尿病教育入院とは~糖尿病教育入院の3つの目的~

  • 各種検査と病気の状態(インスリンの分泌能力・腎臓の機能や網膜症などの合併症の検査)から、適切な治療の選択を行う。
  • 病気についての知識や治療の技術を習得して、糖尿病についての正しい理解を得る。
  • 入院前の生活を振り返り、退院後の具体的な生活方法や目標について考えることができる。

内容は、各種検査に加えて、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・理学療法士が連携を行い、講義や実践的な個別指導を行い、退院後の生活方法について一緒に考えて生きます。お一人で日々の私生活を振り返り改善していくことは難しく、私達と一緒に新たな発見を見つけましょう。

教育入院の対象となる方

  • 糖尿病と診断された方
  • 糖尿病の治療を続けているが、日々の血糖コントロールがうまくいかない方
  • 糖尿病の治療を続けている方で、医師から入院を勧められた方

スタッフ紹介

医師はこちらからご覧ください

糖尿病看護認定看護師
内科外来看護師(日本糖尿病療養指導士1名含む
東5病棟看護師(糖尿病療認定看護師1名)
西5病棟看護師(日本糖尿病療養指導士1名)
薬剤師(日本糖尿病療養指導士2名含む)
管理栄養士
理学療法士

外来スケジュール

詳しくは、「外来診療担当表」をご確認ください。

お知らせ

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