総合消化器内科内視鏡センター

概要

柏崎地域で唯一・24時間救急対応の内視鏡センター

近年、消化器内科学の急速な進歩により、消化器疾患は、当初から開腹手術になるというケースは減少しつつあり、逆に内視鏡手術や経皮的カテーテル手術の適応となることが多くなって参りました。消化器内科は内科系診療科ですが、年間約1000件の内視鏡手術・経皮的カテーテル手術を行い、内視鏡室は、まさに「内視鏡手術室」の様相を呈しております。一方、人間ドックを含めた消化器内視鏡検査も年間約4000件実施し、従来の「胃カメラ室」のイメージに近い業務でも重要な役割を果たしております。

この様な現況から、当院における消化器病診療への患者さんからの期待が大きくなっている実感があります。これらに応えるためにも消化器病診療体制の維持・発展が重要です。一方で、外科や呼吸器内科も内視鏡診療を行います。そこで、これらの診療科はもとより、内視鏡部門と放射線部門の各診療ユニットの円滑な連携を目指し、2020年4月、「総合消化器内科内視鏡センター」としてまとまりのある診療部門を立ち上げました。

スタッフ一丸となって、消化器病・内視鏡診療業務の効率化・高度化のために努力し、信頼性の構築に努めます。

診療内容・診療実績等

 消化器内科のページをご覧ください。

感染対策

安心して検査をお受けいただけます

内視鏡の洗浄・消毒・検査実施は、日本消化器内視鏡技師会「内視鏡洗浄・消毒に関するガイドライン」第2版および、日本環境感染学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器内視鏡技師会「消化器内視鏡の感染制御に関するマルチソサエティ実践ガイド」に基づいて、当院で定めた「内視鏡洗浄・消毒マニュアル」に従い行われ、洗浄履歴も内視鏡ファイリングシステムにて自動管理されます。スタッフは感染防護のため、感染防護具を装着したまま対応致しますが、ご了承ください。

医療機器

常に最新の機器を整備するよう努力しております

上部汎用内視鏡(H260Z, 6本)
ジェット送水機能付き上部内視鏡(Q260J, 2本)
細径内視鏡(XP290N 1本、XP260NS 1本)
下部消化管内視鏡(HQ290ZI 4本、PCF-H290TI 1本)
十二指腸側視鏡(TJF260V 1本、JF260V 1本)
シングルバルーン小腸内視鏡システム(SIFQ260)
コンベックス型超音波内視鏡システム(UCT260)
カプセル内視鏡システム(ENDOCAPSULE)
内視鏡光源・プロセッサーシステム 3台(EVIS LUCERA ELITE CLV290, CV290)
内視鏡手術用高周波発生装置 (ESG-300)
アルゴンプラズマ発生装置 (APU-300)
内視鏡ファイリングシステム(Solemia QUEV Ver.2.1.)
体外式超音波診断装置(Aplio i800)

スタッフ

消化器内科医5名(+非常勤5名)、外科医4名、呼吸器内科医2名、看護師7名、医療秘書(医師事務作業補助者)1名、洗浄員2名

お知らせ

消化器内科 三井田医師(現・新潟大学消化器内科)と丸山医師らのレプトスピラ感染症(ワイル病)に関する症例報告が、Journal of Infection and Chemotherapyに掲載されました。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38052307/

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